2005/12/09

せたがや・しんまち・三の五一番地

こないだ近くの結構大きめの本屋で
若い女の店員(キャイ〜ン天野似)に
「サザエさんの文庫版ないですか」と聞いたらば
「はい、少々お待ちください」と手元を片付けながら考えたらしく、
「あのー。文で書いたものですかね?」
と字を追うように指を上下させるもんだから、
その空に描いた「小説サザエさん」を払い消すかのごとく
手をシャッシャと振りながら「いえいえ、漫画で」と答えたが
それでもいぶかしげに「少々お待ちください…」と逃げて行った。
で、結果なかったんで古本屋で数冊買ったら一冊200円で大喜び。

しかし、文庫と聞いてサザエさんを文章で書いた本て
どんな本だこのボケと最初は思ったが
考えてみりゃ「サザエさん」は文章に書き起こしても
けっこう面白い。
お気に入りページで「サザエさんの悲劇」という本を
紹介しようと思っているが、そこではそういうことを
書きたいと考えていたのであった。
そう、全編、字ばっかりの「サザエさん」でも、
あの面白さは損なわないであろう。
買わないがな。

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