2011/01/17

Windows7はおせっかい

おうおう、2000年代も11年を経過したわよ!あけたねおめでね!
遣り残していることをひとつひとつ潰していくような日々よ。だって毎日余命なのよ。

さて、買ってから何年も、読んで読んで読み倒している本をご紹介。
「古代ギリシアがんちく図鑑」と、「古代エジプトうんちく図鑑」
先に古代エジプト~を図書館で見かけて読んで、あんまり面白かったんで買ってしまったという、幸福な出会いだったわけだけども、そしたら古代ギリシアが出たから買って読んだらば、これまたギリシア神話がこんなに面白かったとわ!でもそれはみんな知ってたのよねえ?少なくともアタイが読んだマンガには、ちょいちょいギリシア神話が元ネタみたいな話がたくさんあるもの!
でもコレ読んだら、普通の神話本が読めないわ~。だってギリシア神話って大概ロマンチックでファンタジックでスペクタクルな紹介のされ方してるんだもの。コレはもうわかりやすさ重視で、人間くさく、反古も矛盾もむき出しに描かれてて、だからこそ面白いんだもの。
素人にも理解しやすいように適度に簡略しつつ、でもしっかり歴史も学べるから、歴史ミステリー番組みたいなの見ながら知ったかぶれること間違いなし。
この芝浦みゆきさんは遺跡好きからこういう勉強をされているわけだけど、旅行記も旅の参考になると思われ。こんなにことごとくうまくいかないって、アタイだけじゃないんだなあと安心したわ。

手書き文字とヘタウマな漫画で全編構成されている特徴的な本なので、ハマると追っかけてしまうかも。
昨年、古代マヤ・アステカ本を神話編と旅編の2冊構成で、復活した草思社から出版されているのを見つけて即買い。でもいつか日本の神話もやってもらいたい。

それにしても、世界中、神話って民間伝承でもみくちゃにされてこなれて、でもなぜか洗練されず蛇足がつきまくったまま残ってて、人間の地味を味わえるのねえ。

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